アトピー肌によい化粧品選びのコツ

水でアトピーを癒す

体がホッとする水のチカラ

川の水に触れた時の感触、波のしぶきの気持ちよさ、そしてお風呂場の天井から滴り落ちるしずくの「チャッポン」という音(?)。水にはわたしたちの心を癒してくれる効果が確かにあります。

水によるアトピー治療方法はいくつも知られています。医学的根拠が解明されていないケースもありますが、昔も今も、水を使った療法は根強い人気があるようです。歴史のあるものから最新情報まで、いくつかピックアップしてみましょう。

水を使ったアトピー療法あれこれ

【海水浴の効能】

海水に含まれるミネラル分が肌によいといわれています。また、紫外線には免疫抑制作用があり、海水浴で日光を浴びることでアレルギー症状が抑えられるともいわれています。しかし、人によっては塩分が刺激になることもありますし、紫外線には肌の酸化や老化につながダメージもよく知られており、心配です。浜辺では上着をかけたり、パラソルで陽射しを遮る必要があるでしょう。

【美肌温泉】

アトピーに効くといわれる温泉は各地にあります。アルカリ性の源泉や炭酸水素塩の温泉は、肌がスベスベしてくるので美肌の湯と呼ばれるようです。全国的に有名な「草津の湯」は強い酸性でブドウ球菌を殺菌する効果があり、皮膚病の患者さんたちが滞在しながら湯治を行うことで有名です。

温泉でゆったりと時間をかけて肌をいたわれば、精神的にも大いに癒されることは間違いありません。新陳代謝も良くなり、全身のコンディションも良くなります。ただし、温泉でアトピー症状を和らげることはできても完治させることはできません。医師による適切なアトピー治療も行いつつ、湯治を行うことをお勧めします。

【酸性水素イオン水ジェル】

以前から強酸性水が肌に好影響を与えることは、アトピー肌に悩む方々の中で話題になっていました。正常な肌の酸性度(ph値)は弱酸性のph6前後ですが、炎症を起こしたり過敏になった皮膚表面はアルカリ性になりがち。強酸性水はバランスが乱れてしまった肌を弱酸性に戻すとともに、肌表面の悪玉菌の増殖を防ぐ働きがあります。

でも、強酸性水は肌の表面ですぐ中和されてしまうこと、次亜塩酸が細胞を傷つけてしまうなどの問題が生じるため、その後、細胞を傷つけずに高い制菌力をもつ水の研究が進められました。

その結果、平成20年に、水とグリセリンという安心な素材でつくられたph2.2の「高濃度水素イオンジェル」が発表されました。ジェル状なので長く表面に留まって菌の繁殖を抑えるほか、傷の再生力を促す効果も確認されています。この機能性にいち早く注目したのは歯科分野で、その後皮膚科や美容分野でも、制菌効果や肌への保水力の強さにより、アトピー肌を保湿し、皮膚のバリア機能を回復できる水ジェルとして期待されています。

 
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