アトピー肌によい化粧品選びのコツ

効果的なお手入れ法

かゆみを抑えるスキンケアを

クレンジングの時に肌をこすったり、化粧水をつける時にしみたりかゆくなったりするのは、化粧品の成分にアレルギー反応を起こしているケースもありますが、多くの場合、物理的な刺激に肌が対応しきれないことが多いようです。

季節を問わず、皮脂や汗の分泌が少ないアトピー肌は水分が蒸発しやすく、潤いを保てず乾きがちです。肌の砂漠化とともに、正常な状態では真皮の中に留まっていた「かゆみを感じる神経」が角質層までジリジリと伸びてきて、ちょっとしたことでかゆみを起こしやすくなってしまうのです。

かゆみがあると無意識のうちに爪で傷をつけてしまい、アトピー性皮膚炎を悪化させることになってしまいます。できるだけ肌を刺激せず、「かゆみ神経」をすみやかに元の状態に戻すことが、アトピー肌のスキンケアでは大きなポイントです。

伸びてしまったかゆみ神経は、肌の水分量が増えれば元の場所に戻っていきます。かゆみがなくなればデリケートすぎた肌も落ち着きを取り戻し、皮膚が本来もっている防御機能も回復します。

保湿は肌の状態に合わせて

保湿ケアの前に肌を清潔にするのはスキンケアの基本中の基本。汗や汚れを放置してはいけません。クレンジングや洗浄剤を使う時には、極力肌をこすらないように使い、成分が残らないよう念入りにすすぎ、乾燥する前にすぐに保湿しましょう。

炎症や発疹がなく、かゆみをあまり感じない時ならどんな保湿剤を使っても大丈夫ですが、強い香料や防腐剤、合成ポリマーなど、刺激になりやすい成分は避けたほうが無難。水に近いローションや、自然のモイスチャー成分を配合したジェルなど、使い心地が優しいものを選びましょう。また、保湿はこまめにケアすることが肝心。簡単なステップでお手入れできる製品を選べば苦になりません。

炎症がひどく、ヒリヒリと痛みを感じている時は保湿ケアが逆効果になることも。患部を水でそっと洗い流し、氷のうなどで冷やしてかゆみを鎮めます。炎症が少し落ち着くまではとにかく刺激を与えないよう、皮脂に近いオイルで表面をカバーする程度に留め、できれば早めに病院へ。

紫外線対策について

紫外線は肌を固く老化させてしまう要素。健康な肌でも紫外線対策は行うべきです。ただしアトピーの場合、サンスクリーン剤に反応してかゆみや発疹を起こすことが往々にしてあるようです。一般的に紫外線を吸収するタイプより反射するタイプの方が肌への刺激が少ないといわれています。効果を保つため、こまめにつけ直すことを忘れずに。

 
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