アトピー肌によい化粧品選びのコツ

日常生活の注意点

ストイックな生活改革、高い授業料

アメリカの医師によってアトピーという病名が名づけられてから70年あまり経ちますが、いまだに医療のプロの中でも治療方針は統一されているとは言えず、いわゆる民間療法もたくさん存在しています。

中には、経済的な負担や精神的に厳しい約束を設けた方法もあります。これらはすべて、よりよい治療法を探して多くの人たちが真剣に試行錯誤した末に生み出されたものですが、患者さんやその家族の皆さんに苦行といっていいぐらい負担がかかる現状を目の当たりにすると、果たしてそれが必要だろうかと考えこまずにはいられませんでした。

「当たり前」を続けることが症状改善の近道

厚生省が取り組む「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン」などを参考に、日常生活の注意を挙げてみます。

【生活習慣】

  • 生活のリズムを整え、睡眠不足や疲れすぎを招かないように気をつける。
  • 刺激物は避ける。成人は深酒をしない。

【住まい】

  • 住居はこまめに掃除し、清潔に保つ。
  • 寝具のカバーはこまめに取り替える。防ダニ加工された寝具類もあるが、必須というわけではない(高価なため)。
  • 室温は25度前後に保つ。あたたまりすぎるとかゆくなり、寒いと冷えの症状を起こしがち。

【ファッション】

  • 毛先が肌に触れない髪型だと刺激にならない。
  • 化学繊維やウールの衣料品は肌に刺激を与えやすい。柔らかい木綿生地がよい。おろしたてであれば水洗いしてから手を通す。
  • ピアスなど直接肌に金属が触れるアクセサリーは要注意。
  • 爪は短く切り、ひっかいて湿疹を悪化させないように。どうしてもひっかいてしまう場合は手袋や包帯で患部を保護するとよい。

注意項目には難しい項目は全然ないことがわかります。でも、その“当たり前の生活”が、現代社会ではなかなか続けることが難しいのもまた事実。改めて生活を見直し、規則正しく清潔な暮らしを心がけることが、アトピーの発症を予防する上で一番確実な方法でしょう。

 
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