アトピー肌によい化粧品選びのコツ
アトピーをもつプレママさんが「自分のアトピーが遺伝したらどうしよう」と心配しているという話を聞きます。確かに、アトピー性皮膚炎に悩む人にはいくつかの共通する体質を持っていることが最近の研究で解明されています。
・皮膚のバリア機能が弱い
角質の潤いを保ち、皮膚を守る役割をもつセラミドが生まれつき不足しているので、肌の水分が失われて乾燥し、ちょっとした刺激にも弱くなり湿疹を生じてしまいます。
・汗が出にくい
発汗が足りないと角質が水分で潤わず、やはり乾燥してバリア機能が働かなくなります。また皮膚表面の温度が上がることでかゆみを強く感じ、湿疹をひどくすることもあるようです。これらの体質は「アトピー素因」などといわれ、遺伝的な要素があります。
アトピーは確かに体質的な病気で遺伝性はあるのですが、遺伝する確率は、実はそれほど高くありません。ある調査によると、患者と暮らす家族が同じようにアトピーを持っている確率は40%程度、同時に生まれて同じ環境で育った二卵性双生児がふたりとも発症するケースは20%前後、さらに遺伝子が同じ一卵性双生児でも、一方が3割近くも発症しないという結果が報告されています。
医療現場でも、親にアトピーがなくても子供が発症することもあれば、親が重症でも子供は発症しない、あるいはごく軽い症状ですむということがしばしばあるそうです。
つまり、他の遺伝的疾病と違って、アトピー発症には体質だけでなく、アレルギーを起こしやすい場所に住んでいたり、皮膚に機械的な刺激が加えられるなどといった環境の影響が大きく関わっているということなのです。
ママさんの気持ちはよーく分かりますが、あまり神経質に考えなくても大丈夫ですヨ。